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2008年01月31日

岡山にいる。

米子、岡山と、
来てくれたみなさん、
やっぱり、ほんとに、ありがとう。
なんだか微笑みを交わすような、
ハニカミを含んだ会話のような、
味のある対話になったように思います。

で、今。
俺は岡山の宿で桃太郎大通りの
まばらなヘッドライト見下ろしながら
持参の詩集を読んでいる。
もちろんガッツリ酔っぱらって、だよ。
ハハハ。
小さなスピーカーからは
マンボ音楽。
いや、よく聴くと
マンボ、いいぞ。

如何に文学を知っているか、
なんて、どうでもいい事だと思う。
大切な事は
触れた文学を
如何に実人生に活かすか、
という事だ、
と、思う。

音楽だって、
絵画だって、
美術だって、
みんな同じだ。
大切なのは
「生きている実感」で
糞みたいなウンチクは
ガキの遊びだ。

そんなものには
俺は付き合わん。

2008年01月28日

米子にいる。

コンビニが遠い。
だから買い出しがてら
独りフラフラいつもの通り。
2ℓの水とカップ麺と
ビールの入った袋をぶら下げて
随分と右往左往した挙句に入った店は
見事にハズレだったわ。
それでも地元若衆の気取りなき会話で
一杯やって、
次に入った「出雲そば」の店が渋かった。

白髪の店主(女性)はあくまでも
「北海道は九月に雪が降る」
と言い張るのだった。
ネイティブ鳥取弁で。ハハハ。
いくら否定しても
「そんな事はない!確かに九月だった!」
と、言い張るのだった。
それから、
西と東の「醤油」の使い方の差の話をして
三段重ねのそばを喰った。
そしてちょっとぼったくられた。

帰って来て
トムウェイツで一杯やっている。
前日の反省とかは全く活かされない俺だ。

旅は、いい。


広島にいる。

鹿児島、福岡、そして今日、広島。
来てくれたみなさん、
ありがとうございました。
君と同様、
俺もまた、今日を生きる人間として
君の街に立って、歌って来た。
精一杯の歌を。
言い訳も後悔も、ない。
しっかりと人々と向き合えたと思う。

やっぱり
エレキギターはイイなー。
弾けば弾く程、うれしい。
ポンコツ機材は
いよいよぶっ壊れて来たが
本当の魂の燃焼は
単純な音でも十分表現できる
と、俺は信じてる。
まあ、結局は修理するか買うかせんとイカンのだが。
ハハハ。

深夜。
広島風お好み焼きを喰った後、
部屋で独り、
締めのウィスキーを飲みながら、
ブコウスキーの詩集をパラパラ読みながら、
忘れちゃいかん感覚を忘れちゃいかん事を
忘れちゃいかん、な
という事を
考えている。

2008年01月25日

福岡にいる。

例えば
雪道を歩く時には
地面を蹴って歩くのではなく
膝の力を抜いて
衝撃を逃がす歩き方をするのが良いのだ。

ひと踏みひと踏み
バランスを取って歩く。
旅の道行きもやはり
雪道を歩く要領で歩みを進める。

それでも、やっぱり
どこかで俺は滑って倒れるだろう。
倒れた俺を
やっぱり誰かがしたたかに笑うだろう。

それで、いい。

2008年01月23日

京都に来てくれたみなさん、
ありがとうございました。

これから旅芸人一座は
大阪から船に乗って宮崎に向かう。
今宵は船中泊だ。

揺れんでくれ船。
頼むから、揺れんでくれ船。

2008年01月21日

新潟〜金沢と流れて、
今夜は京都にいる。
新潟と金沢に来てくれた皆さん、
本当にありがとうございました。
前回よりも沢山の人が来てくれて、
前回よりもより良いコミュニケーションが
出来たと俺は思うんだが、
君はどう?

また会えると俺は信じてるが、
君はどう?
ハハハ。

京都。
ホテルの近くの飯屋で
向かい側に座る若い男女。

女「あたしなー、人を自分より上か下かでしか見れんねん」
男「えー?例えば下って誰?誰?」
女「えー?たくさん。ほとんど下や」
男「じゃ、俺は?俺は?」
女「うふふ。内緒」

そーゆー女は何故か決まって同じ声をしていて、
同じような顔の男を連れている。

ツマラン気分で店を出て、
ツマラン気分のまま、
横たわっている。


2008年01月19日

夜がまた来る
思い出連れて
俺を泣かせに
足音も無く
何を今更
辛くはないが
旅の明かりが
遠く、遠く、潤むよ

てなもんだ金沢。

「女と味噌汁」
フラフラと独り、迷い込んだ店の名前だ。


なんともビターな金沢の夜、だ。

2008年01月18日

曇天の朝だ。

今日から本格的に旅の空、だ。
貨物列車のような車に揺られて
冬の君の街まで行くのだ。

翼なんて持ってなくても
飛んでみせろ。


2008年01月15日

昨日は柏。
来てくれた皆さん、ありがとう。
なんか地味な感じのみなさんで、
俺、そんな人達、好き。
で、オーロラビジョン、好き?
ハハハ。
ホントにホントにありがとうございました。
新潟までの間、ちょっと休憩。

映画。
今日はQueen'sでの新たな寄り合いシリーズ、
「映画を観る会」の第1回だ。
今日のお題はケン・ローチだ。
県労値とも読める。微妙に作風ともマッチ。
ハハハ。

本。
島尾伸三さんの「魚は泳ぐ」。
かわいらしいタイトルに騙されてはいかん。
穏やかな語り口の向こう側に充満する、
まるで地獄の和太鼓のような恐ろしさ。
一気に読んだら悪い夢を観ました。
笑えん。

音楽。
最近の若いバンドとか全然聴く気がしなかったんだが、
久々に骨のあるバカ、発見。
http://www.goupilandc.net/
グシャグシャ加減が俺好み。
ハハハ。

音楽は、
いや、
人生は、
自由だ。

何処へ向かおうが自由なだけに、
とても手強い奴だぞ、自由ってのは。
いやはや、まったく、
甘ったれてちゃ、
ただの一歩も踏み出せんぞ。


死ぬも生きるも自分次第だぞ。

2008年01月13日

俺は、
ワイルドなロックンローラーでは、ない。
才能豊かで、サービス精神旺盛な、
エンターティナーでも勿論無い。

セコい一人の生身のオッサンだ。
だから帰りにラーメン屋で独り、
一杯やって帰って来た。

一人の生身のつまらんオッサンだから
ちょっとした人の情けが身に沁みる。
そして
つまらん男のギリギリの歌を
歌う事しかお返しする術が無えよ。

横浜。
みんな、ありがとさん。

旅の道行き、
良い事ばかりじゃねえだろうが、
なんだかやれそうな
気がするぜ。


2008年01月12日

寝た。いや〜、寝た。
ツアー2日目にして早くもホッチャレな俺だ。
歳か?歳のせいなのか!
いやいや、馴れるまではいつもこうなのよ。
昼過ぎに一回起きたがまたすぐ寝てしまって
次に起きた時、すでに日が暮れていたのであった。
うう。

いよいよ始まったぞ、巡業。
道の果てにあるものが何なのかは
踏み進んだ者にしか分からない。
一歩一歩、一曲一曲、
噛み締めながら進んでいこうと思う。

道行きで掴み取るものには、
素手で直に掴み取るそれ等には、
真実の光が宿っているはずなんだ。

必ず、宿っているはずなんだ。


2008年01月06日

気が付けば、
夕暮れには酔っ払ってるのだ。
というより、
夕暮れに合わせて酔っ払うようにしている、
と言った方が良いんだと思う。

いや、別に飲みたくはなかったのだ。
家の中にじっとしてるとイーッってなってきて、
とにかく歩こうと家を出て、
歩いて歩いて、随分と遠回りして、
取りあえず吉祥寺までやってきて、
別段、行きたい場所もなく、
別段、買うべき物もなく、
こんな時はやっぱり結局、飲んでしまう悲しい性。
ハハハ。

公園前の「いせや」で独り。
と、聴こえて来る女の声。

「あー、この煙に巻かれていたい!ずーっと巻かれていたい!」

ハッと振り返ると若い女子。
正気か、女子!
女子なのに!若い女子なのにー!
思わずプフフと微笑む日暮れ前。

で、
気が済むまで煙に巻かれた俺も
日暮れ時には店を出る。
帰りの道すがら、
美しい夕空のグラデーションにくっきり浮かぶ富士。
鳴り響く五時の鐘の音。
カアカアカアと鳴き交わして飛び去るカラス共。

何を思って鳴き交わすのかは知らねえが、
俺と奴らと一体何処が違うというのか。
俺もお前も
カアカアカアカア鳴き交わし、
寿命を駆け抜けるだけではないか。
全く、一緒。何一つ変わるところ無し。
だがしかし、だからこそ、
今日、皮膚に食い込む冬の風が、
胸に沁み入る暮れの空だ。
まさかカラス共に
これ程の共感を感じるとは
子供ん時の俺には予想出来なかったぜ。
いやはや、まったく、
やれやれだな、おい。
ハハハ。

足元、今日も余裕のフラフラだ。
台車に乗せられ撤去されてゆくデカイ門松。
これにて正月終了。


2008年01月04日

青梅街道も山手通りもスーイスイ。
気持ちイイ!
爆音でFUGAZIを聴きながら倉庫へ。

今日から業務再開。
10日から始まるツアーに向けて特訓だ!
ハハハ。

今回はいつもより曲数を増やすつもり。
もちろん新しい曲もガッツリやります。
例の「赤い胃の頭ブルース」なんかもやろうと思います。

来てくれ。
頼む。
来ない奴、みんな敵!

ウソ。ハハハ。

2008年01月02日

あけましておめでとーちゃん。
今年もよろしくちゃんだ。

大晦日から元旦にかけては
久々に仕事がなかったので
Queen'sでのんびり年越し。
紅白も久々に観たよ。
グダグダ文句をつけながら観るのがイイんだなー。
ハハハ。悪意はないのだが。

朝っぱらから風呂にはいって、
またぞろ飲んでいるのです。
窓の外ではなんだかギーギーと鳴く鳥がカシマシイ。
通りはひっそり。
室内はジョンゾーン。

靖国の常設の出店はナカナカ良い。
イイ顔、オンパレード。
哀愁のハーモニカ。
演目は全て軍歌だ。
ウットリとご機嫌そうな、
乃木大将コスプレの老人。
突撃ラッパを吹き鳴らす角刈りの若い男。
俺はおでんを喰いながらワンカップの酒を
もう一杯。


じっくりと時間をかけて
石塊みたいにツマラン人間になってゆく。
これは成長か衰弱か。

抵抗せよ。
歯を食いしばり、
顔には微笑の迷彩を施し、
味方を求めず、
何喰わぬ顔で、
徹底的に、

抵抗せよ俺。