朝。
雨音がパタパタと微かな音をたてて、寒い。
椅子に座って放心している。
去年の秋口から途切れっ放しだった旅も
ようやく一昨日で完了。
東京公演に来てくれた皆さん、
本当に本当にありがとうございました。
世を拗ねて、
一足毎に「クソクラエ!クソクラエ!」と
吐き捨てて歩いてきたのに、
あんなに大勢の人々が好意的に迎え入れてくれるなんて
なんだか信じられないような感覚でした。
諦めないで続けて来てヨカッタ!
ホントにみんな、ありがとう!
ぶっ倒れた時には「最早、これまでか」と思ったし、
回復後も、旅に出る直前まではやっぱり、
「本当に元通りやれるんだろうか?」という不安もあった。
しかし、旅に出た先々での
街の匂いや、待っててくれた人々の温度に触れ、
それらを吸い込んでは吐き出し、人々の温度と同化すれば、
俄に不安は勇気に変わり、勇気は確信を呼んだ。
人々から「大切な何か」を手渡された俺は
「ぶっ壊れた歌」を投げ返す事しか出来ないが
俺ぁもう、どうなったって、そうやって生きてゆくのだ!
心に穴の空いた時には
エレキギターのノイズでその穴をビッチリ埋めてやるのだ!
そして喚き散らす!喚き散らす!喚き散らす!
選択肢だの、才能だの、優劣だの、価値だの、順位だの、
全部、無視!そして破棄!
それがポンコツ魂だ!
グハハハハ!
もし君が自分の意志で、自分の足で、
トコトコ歩いて俺の目の前に現れるなら、
俺のスイッチは何時だって即座にONだ。
エネルギー充填200%。発射準備は何時でも出来ている。
最後にもう一回だけ。
あの街この街で俺達に会いに来てくれた君、
本当にありがとう。
また会おう。
