« 2010年02月 | メイン | 2010年04月 »

2010年03月25日

朝。
雨音がパタパタと微かな音をたてて、寒い。
椅子に座って放心している。

去年の秋口から途切れっ放しだった旅も
ようやく一昨日で完了。
東京公演に来てくれた皆さん、
本当に本当にありがとうございました。
世を拗ねて、
一足毎に「クソクラエ!クソクラエ!」と
吐き捨てて歩いてきたのに、
あんなに大勢の人々が好意的に迎え入れてくれるなんて
なんだか信じられないような感覚でした。
諦めないで続けて来てヨカッタ!
ホントにみんな、ありがとう!

ぶっ倒れた時には「最早、これまでか」と思ったし、
回復後も、旅に出る直前まではやっぱり、
「本当に元通りやれるんだろうか?」という不安もあった。
しかし、旅に出た先々での
街の匂いや、待っててくれた人々の温度に触れ、
それらを吸い込んでは吐き出し、人々の温度と同化すれば、
俄に不安は勇気に変わり、勇気は確信を呼んだ。
人々から「大切な何か」を手渡された俺は
「ぶっ壊れた歌」を投げ返す事しか出来ないが
俺ぁもう、どうなったって、そうやって生きてゆくのだ!
心に穴の空いた時には
エレキギターのノイズでその穴をビッチリ埋めてやるのだ!
そして喚き散らす!喚き散らす!喚き散らす!
選択肢だの、才能だの、優劣だの、価値だの、順位だの、
全部、無視!そして破棄!
それがポンコツ魂だ!
グハハハハ!

もし君が自分の意志で、自分の足で、
トコトコ歩いて俺の目の前に現れるなら、
俺のスイッチは何時だって即座にONだ。
エネルギー充填200%。発射準備は何時でも出来ている。

最後にもう一回だけ。
あの街この街で俺達に会いに来てくれた君、
本当にありがとう。
また会おう。

2010年03月20日

札幌から東京へ帰って来た。

札幌公演で旅は一段落。
来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
古い友人達も沢山集まってくれて嬉しかったなあ。
今回の旅ではどの街でもそう感じたのだが、
やっぱり札幌でも同じ「温度感」を感じました。
なんて言えばいいんだろうなあ。
しっかり名乗りを交わして
しっかり握手を交わすような
「人との出会い」の感覚だったと思います。
来てくれて、みんな、ホントに、ありがとう。

帯広から札幌に来た当初、
今回の会場のすぐ側に住んでいて
その頃、あの辺はビール工場の赤いレンガ塀が広がっていた。
いつも銭湯に行くのに通る道で、
夏になるとホップの噎せ返るような匂いがムワ〜ッと漂って
夜更けの薄暗い路地と、赤レンガの塀と、噎せ返るホップの匂いが
あの頃の札幌の夏の夜の中心的なイメージになっているのだ。

穴だらけで靴底がツルツルのVANSで
昼に夜にうろうろと歩き回って
街並も随分変わってしまって
今では住む家もここには無くて
でも感覚はあの頃に引き戻されて
両側から引っ張られて心が引き裂かれるような気持ちだったよ。
思えば遠く来たもんだ。

ホテルをチェックアウトして
一人、中島公園から札幌駅まで歩いていたら
すすきの交差点のでっかいオーロラビジョンから
聴いた事のある歌が流れて来て
振り返ると吉村夫妻が「是非、聴いてみて下さい」なんて
あらたまった口調で喋っていて
なんだか不思議な気持ちで見上げました。
空はキラキラと晴れ渡っていました。
思えば遠く来たもんだ。ハハハ。

旅の終点は東京。
あの街この街で受け取った感覚と匂いと温度の
全てを込めて歌うつもり。

がっつり決着をつける、つもり。

2010年03月16日

仙台。

ホテルの隣のコンビニに
俺の好きな銘柄の日本酒の
飲みきりサイズが勢揃いで
なんだかウレシイ。
夜更けて独り、
NINA SIMONEを聴きながら飲んでいる。

仙台公演に来てくれた皆さん、
ありがとうございました。
とても温かいバイブレーション。
厳冬の根雪が溶けるような感覚。
それにしっかり答える演奏が出来ただろうか。
集まってくれた人々の温度を
俺はガッツリ受け止める事が
出来たと思っている。

みんな、ホントに、ありがとう。

その温度を腹の底に溜め込んだまま海を渡る。
明日の夜更け近くには
船は故郷の雪国に着くだろう。

旅の足取りもあと一歩。
踏みしめて行くぜ。

2010年03月15日


極秘ミッション遂行。
渋谷/新宿/吉祥寺(そして先日、名古屋にも)にメッセージ爆弾を仕掛けてきた。
お店の店員さんは恐い顔をしてとても忙しそうなので
こっそり仕掛けてしまいました。
ごめんなさい。悪気は無いのです。
昔からレコード屋の店員さんは怖くて話かけれんのです。

各店舗、それそぞれ別のメッセージだ。
可能な者は各自、自力で探し出して確認せよ。

撤去される前に急げ!


虚無と闘え。

2010年03月12日

名古屋。

ライブを終えて、
一人、部屋で静かに
岡山で頂いた目玉オヤジの酒を飲んでいる。
コンビニで買った
海苔巻きと、枝豆と、ペルセポリス。

名古屋公演に来てくれた皆さん、
やっぱり本当に本当にありがとう。
俺はいつだって世の中に背を向けて歩く男で、
だから沢山の人々の肯定的な温度に浮かされて
なんだか雲の上を歩いているようだったです。

一歩一歩踏みしめて
ここまで歩いてきた。
明日からも
一歩一歩踏みしめて歩くしかない。
相変わらずの俺は
相変わらずのポンコツだから
ガタガタといびつな足取りで
進んで行くしかない。

再び出会えるかどうかは
君次第だが
俺はいつだってここに立って
なんだかハッキリと見えない何かを
やっぱり全身で信じている。

また会おう。

2010年03月11日

名古屋にいる。

大阪公演に来てくれた皆さん、
本当にありがとうございました。
人間の生きる温度を手渡す、
なんて偉そうな事を言っても
結局、俺がみんなにそれを手渡して貰っているんだな、
と、思いました。

俺は信じている。
見えないものこそ、
全身で信じている。

信じなきゃ、先に進めんじゃないか。

2010年03月10日

大阪。

その商店街は高架を潜った二番街からが
格段に味わいが深くなる。
路地に沈み込みたくなるのを堪えて
足早に抜ける。
角の立ち食いで
きざみうどんを喰って帰って来た。
200円なのに凄く旨くて感動!
住みたい!

やっぱり、
歩く速度でなくては見えないものが
ある。
いや、
歩く速度でなくては
本当は何ひとつ見えないんだな。

目から鼻から足の裏から
ガッツリ感じた路地の感覚を
今夜、全身で
ガッツリ吐き出し燃やすつもり。

サンキュー!大阪の細くて渋い路地!

2010年03月09日

大阪に着いた。

岡山は雪が降っていて
朝の徘徊で靴が濡れてしまって
足が非常に冷たい。

岡山公演も無事終了。
来てくれたみなさん、
ありがとうございました。
中には四国や広島など遠い街からも来てくれた人もいて
改めて俺は恵まれてるなあ、と思いました。

より大勢の人々の動員を活動の目標にする事は
勿論、間違ってはいないし、自然な事だと思うけど
個人的には動員や出来高で価値を計りたくない。
誰にも必要とされなくなった時、
俺は静かに暗い路地の奥に消えてゆくだろう。
俺が感じて撃ち放つものを
受け止めようとする人が僅かでも存在するなら
俺の歌とギターはどこかの空の下で打ち鳴らされるだろう。

「明日、大阪。待っててやる。」
と、知らない人の携帯から匿名メールが来た。
どういう意味合いなのかは判然としないが
待っててやる、とは随分と偉そうな物言いじゃないか。

俺は話の出来る「人間」にだけ用がある。
クソッタレには用はねえし、
クソはクソとして扱う。

人間の知性の進化せん事を。
クソ共の滅びん事を。

2010年03月08日

岡山にいる。

福岡公演に来てくれた皆さん、
ホントにホントにありがとうございました。
止まっていた足取りを福岡から踏み出せて
本当に良かったと思います。

なんちゅうか、
なんかイイ感じなんだよなあ、福岡。
説明出来んけど。
でも、説明なんていらないんだよ。
説明したって面白くねえんだ。
それでヨカ!
ヨカヨカ、ヨカトピア!

ハハハ。

今日は岡山で炎上だ。
一歩一歩踏みしめて
一歩一歩決着をつける。

2010年03月06日

福岡にいる。
オジイハンは決まった時間に決まった事をする。

朝のももち浜には人影もなく、
波の音だけが静かに繰り返されていた。
ふと見ると、
海に向かってドバドバと放尿するオジサン。
博多っこの豪快さを垣間見るような思い。
なんかカッコイイ!
ハハハ。

何かが改まって
別の扉が開いて
足を踏み出す。
追いすがる亡霊達を降り払いながら。

今日、この福岡から、
新たな場面が動き出す。
CD屋さんの片隅には
俺のポンコツ人生の結晶が置かれ、
日が暮れれば
俺は産まれたての赤子のように
歌い出すだろう。

振り返ったって何になる、
と、
一人静かに燃え上がっている。

2010年03月05日

随分と時間が経ってしまったが
途切れっ放しの糸を繋ぎ合わせる為に
俺達の車は西へ向かって走る。
真夜中過ぎには
西端の出発点に辿り着くだろう。
君の眼前に再び現れる為に
俺は地獄の底から帰って来たのだ。
グハハハハ!

準備は万端。
薬も持った。
ついでに
カセットMTRと小さいギターも。
あとは走るだけ。

明日のありやなしや、知るものか。