2013年10月12日 夜
横浜から帰ってきて、
冷や奴なんぞを喰らいながら、
清酒を飲んでいる。
そしてニーナシモンを小さな音で聴いている。
とてもイイ。井伊直弼。
少しだけ開けた窓の外では風が鳴って、
ゆらゆらとカーテンを揺らしている。
ついさっきまでの爆音の喧騒との落差に
放心しているのです。
横浜。
ツアー序盤にいつもそうなる、
後半での声枯れに陥ってしまったけれども、
強引に突っ走ったのでした。
人生は瞬間瞬間の一発勝負で、
泣いても笑っても恨みっこなし、
そうする以外にどうする術も知らない。
投げつけるようなやり方ではあるけれども、
思いの丈はしっかり手渡したつもり。
「つもり」なんてのは社会じゃ通用しねえのだ、
なんて事は重々判ってはいるけれども、
元より「社会」なんてぶっ飛ばすつもりでやっているのだ。
後の事はどーにでもなりやがれ。
来てくれて聴いてくれたみなさん、
本当にありがとうございました。
また会おう。
会えない人は達者でな。
良い事があるよう祈ってる。
明日は静岡。シゾーカ!
グラグラ鳴ってる風に運命を任せて走ります。
運命の交差点で待っとるぞ。
旅は続く。