終わりに向かって突っ走る。 サヨナラに向かって突っ走る。 時間は無限ではない。
いつの間にか、 「未来」よりも「過去」の方が長くなった。 過去の長さほど未来は長くない。 それでも、 俺は未来に賭ける。 その為には、 捨て去るべきものは捨て去らねばならない。 その時が訪れたら、 その瞬間を捉えてしまったら、 もう後には退けないものだ。
呼吸を整えてその瞬間を待つ。 振り向いたって真っ暗な闇ばかりだ。
俺ぁ行くぜ。