2014年7月11日

何時間にも渡って、一人、スタジオで歌い倒す。
歌うほどに、
「こんな事に意味があるのか?」
「こんな歌に価値があるのか?」
と暗澹とした心持ちになるのであった。

手ぶらでオギャーと生まれたからには、
手ぶらの命が一つあるだけじゃないか。
意味とか価値とか考えんな。
オギャーでイケ!オギャーで!

おし!と腹に力を込めて、
またぞろ鉄の弦をぶっ叩く。
バリーン!とイカした音が出る。

野良の人間ッコロの野生の咆哮。
イッタレ。そのまま、イッタレ俺。