2014年8月15日

暴力はイメージでない。
痛い。苦しい。死ぬ。
俺ぁ最早、
色々諸々どーでもいい。
プライド。名誉。
どーでもいい。
どーせ俺ぁ、遠からず死ぬ。
どーせみんな、いつかは死ぬ。
でも、やっぱり、死にたくない。
殺してやりてえヤツはいなくもないが、
やっぱり、誰も殺したくない。

ゲハゲハと酔っ払って、
前後不覚に酩酊して、
独り深夜の路上に
ウットリとぶっ倒れたい。
フラフラと千鳥足で、
あの街この街と
彷徨い歩きたい。

暴力はいつでも背中にピッタリと寄り添っている。
そして、
予期せぬ所で強引に登場する。
ひとたびそいつが発動すれば
必ず大変な事になる。
映画やドラマみたいなキレイなもんでない。
醜い。
全然カッコヨクない。
血塗れで陰惨で最悪にカッコワルイ。
めっちゃくちゃ痛い。苦しい。死ぬ。
色んな事が一瞬でパーになる。
失われたものは二度と復元しない。
一旦おっ始まると、
絶対に後戻り出来ない。
相手がぶっ倒れるか、
自分がぶっ倒れるか、
二者択一。
憎しみが憎しみを呼び、
復讐が復讐を呼ぶ。
ルールはない。
卑怯もクソもない。
暴力はスポーツじゃない。

暴力は狂気の産物で、
狂気は何喰わぬ顔をしてそこにある。
何喰わぬ顔をして、
散歩したり買い物したりしている。
いつしかそっと寄り添って、
酒を酌み交わしたりしている。

狂気や暴力は、
人間の属性ではない、と思いたいが、
断言出来る自信がない。
狂気も暴力も、
俺の中に確実にある。

狂気は悲しい。
狂気は誤る。
狂気は伝染する。
狂気は悲劇に直結している。

自らの狂気に注視せよ。
そしてそれと闘え。

暴力ヤダ。
戦争ヤダ。

冗談じゃないよ。
アタシゃ、ごめんだよ。