煌びやかな栄光を手にする事ではなく、 夜明けに希望の光を見出す事でもなく、 あたたかな温もりに包まれる事でなく、 やすらかな安寧に微笑む事でもない。
崩れかけた廃墟のコンクリートのような色をして 重くのしかかってくる空の下で、 同じくドブネズミ色にぬかるむ道を ただただ歩き続ける。 その意味を一生涯かけて探し求める事。
俺に必要なのはその認識と継続的実践だ。