俺は高見盛が好きだったなあ。 怪力一直線なトコが好きだったなあ。 真っ直ぐぶつかって、 真っ直ぐ負けたりするトコも好きだった。 勝って反り返って帰る姿も、 負けてガックリと丸まって帰る姿も、 どちらも好きだった。 馬鹿にするみたいに笑う奴等には アツアツのあんかけをぶっかけてやりたくなったもんだよ。
人生なんて片道切符の一本道だ。 負けても勝っても一直線だ。 笑わば笑え。 高見盛みたいにエイエイエイ! っつって、 俺も一直線に行くぞ。