2015年6月26日
雨に降り込められて、
半べそ気分で液晶画面を睨みつけている。
朝からずっと。
書け。書くのだ。
何としても、今日中に書き上げるのだ。
しかし、書けん。
何時間こうしていても、一向に書けん。
逆さにひっくり返ってみても、
なーんにも出てきやしない。
一日が無為に過ぎてゆく。
ジメジメした室内。
巨大幹線道路の絶叫。
梅雨に殺されるか、
幹線道路の絶叫に殺されるか、
自らの無能に殺されるか。
部屋の中がなんかくさい。
木が腐ったみたいなにおいがする。
気が腐っているからか?
においが籠って気が狂いそうだ。
夕刻迫る。
斯くなる上は、
逃げよ。
生き延びよ。

