2015年4月17日
午前二時少し前。
真夜中過ぎて静岡に着いて、
そのまま寝るのもなんだか口惜しくて、
即席ワンタンスープを肴に、
白鶴生貯蔵酒を飲んでいる。
瓶に「きりっと冴える」と書いてある。
きりっと冴える生貯蔵酒をいくら飲んでも、
人生がきりっと冴えてくる事は決してない。
むしろますます色褪せっぱなしだから、
丸ごと地べたにゴロリと投げ出して、
どうにでもなりやがれ、と、
いくらでも褪せやがれ、と、
決して人生をきりっと冴えさせてはくれない、
きりっと冴える生貯蔵酒を、
目をつむって飲み干します。

