2015年1月10日

エフェクターをあれこれとつないで鉄の弦をぶっ叩けば、
実にあれこれと多様な音が飛び出してきて楽しい。
とても煌びやかで面白い。魔法のようでウットリする。
しかし、足せば足すほど、
弾いても弾いても、
何かがどんどん埋もれてゆくように感じる。

こりゃイカンぞ、と、
機械を外す。素に戻す。

呼吸を整え再び鉄の弦をぶっ叩けば、
バリーンとイカした音が出る。
ぶっ叩けば、ぶっ叩いた分だけ。
引っ掻けば、引っ掻いた分だけ。
そっとなぞれば、そっとなぞった分だけ。
感情と直結した発信装置。
やはり俺にとってエレキギターとはそういう装置なようだ。

化粧を施せば施すほど、
本来の表情は階層下に埋もれてゆく。
掛け値のない姿に価値がないのであれば、
俺の生き方そのものに価値がないのだ。
勝負はそこにある。
そこのみにある。

エレキギターの配線は、
エフェクターをスルーして、
心に底に直結させる。
吠えろ。泣き叫べ。
それから大声で笑え!

闘いは続いている。
闘いは続いてゆく。