薄皮一枚、ベロリと剥げば、 暗く濁った漆黒の闇、また闇。 どれほどの笑みを湛えていても、 膝はガクガクと絶えず震えているのだ。
わーっとる。 だが、俺は退かない。
道行きがゆっくりと暮れてゆくのを、 しみじみと味わってやろうと思う。