広島 二日目

午前二時。

左隣の部屋からは
大音量のテレビの音。
右隣の部屋からは
小型犬が
キャンキャンと鳴くような声。
向かいか、どこだかから、
部屋飲み宴会の嬌声。

俺の部屋は相変わらずの亜熱帯。
風呂場の換気扇が
グラグラと騒がしく回転して
まるでフェリーに乗っているようだ。

広島公演は好感触だった。
前回はぶっ倒れて中止になったのだが
直前の前売りが極端に少なくて、
ついに来るべき時が来たかと思ったが、
蓋を開ければ全くの杞憂だった。
人の数はそれほど多くはなかったけれど
とても人間的温度に満ちた公演になった。

来て良かった。

後半戦の滑り出しは
なかなか上々。
広島が改めて好きになった。